WSETワイン レベル2資格

WSETワインレベル2資格は、業界のプロフェッショナルやワインの愛好家を対象とした、ワインについての知識を深める初級~中級レベルの資格です。
この資格は、初心者でワインについて幅広く学びたい方や、WSETワインレベル1資格を通じて習得した入門知識をさらに深めたい方々を対象にしています。本資格では、世界の主要なブドウ品種や、各地域で重要なブドウ品種、それらが栽培されている生産地、それらのブドウから生産されるワインのスタイルなどについて学んでいきます。テイスティングと理論を組み合わせて、スタイルと品質に影響を与える要因を探り、自信を持ってこれらのワインを表現する方法を学びます。

学習内容

  • WSET レベル2系統的テイスティング・アプローチ:ワイン®を使って、ワインを試飲および表現する方法
  • 環境による要因、ブドウ栽培、ワイン醸造と熟成における選択肢が主要なブドウ品種から造られたワインのスタイルと品質にどのように影響を与えるか:
    • シャルドネ(Chardonnay)
    • ピノ・グリージョ(Pinot Grigio)/ピノ・グリ(Pinot Gris)
    • ソーヴィニョン・ブラン(Sauvignon Blanc)
    • リースリング(Riesling)
    • カベルネ・ソーヴィニョン(Cabernet Sauvignon)
    • メルロー(Merlot)
    • ピノ・ノワール(Pinot Noir)
    • シラー(Syrah)/シラーズ(Shiraz)
  • ワインのスタイルと品質:
    • 各地域で重要な22種類のブドウ品種から生産
    • 地理的表示(Geographical Indications, GI)のある70以上の生産地で生産
  • 生産工程が主なスタイルに与える影響:
    • 発泡性ワイン
    • 酒精強化ワイン
  • 原産地、スタイル、品質の表示に使われる主なラベル表示用語
  • ワインの品質管理と提供方法に関わる原則と手順
  • 料理とワインの組み合わせの原則

コースの実施

本資格の取得に必要とされる合計学習時間は、最低28時間*です:

  • WSETコース提供機関の指導による受講室、またはオンラインでの指導学習時間16時間
  • 自習時間11時間
  • 試験時間1時間

以下の言語での受講が可能です:

*コースの実施はコース提供機関によって異なりますが、最低要件は下記の通りです。

評価

テキスト持ち込み不可の試験で、50 問の多肢選択式問題から構成されます。

このコースを完了すると、WSET の認定書と襟章が付与され、関連する WSET 認定ロゴを使用できるようになります。

受講要件

この資格に受講要件はありません。このコースを受講するには、コースが実施される国の法律で飲酒が認められている年齢に達している必要があります。しかし、これは本資格を受講する上での支障にはなりません。受講要件は、コース提供機関によって異なることがあります。

コース情報

コースの要件に関する詳細については、以下の規定(Specification)をダウンロードしてください。なお、本資格は、Ofqualの規制を受けています。

このコースを受講される方は、コース・プロバイダーに現在実施されている資格のバージョンについて確認してください。

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