WSET 日本酒レベル2 資格

日本酒の世界を探く知りたいなら、新しく開講されるWSET 日本酒レベル2 資格のコースがぴったりです。
このコースは、日本酒のさまざまなスタイルやその製造方法を学びたい人と、WSET 日本酒レベル1 資格で得た基礎知識をさらに深めたい人を対象としています。
「WSET 日本酒レベル1 資格は入門コースですが、レベル2 資格は日本酒の世界のさらに奥深くにいざなってくれます。日本酒に興味のある方に最高のコースで、より幅広い知識を身に付け、さらに多くの日本酒のテイスティングを体験することができます。日本に旅して、自分の目で酒蔵を見てみたくなることでしょう!」

山口吾往子(WSET Sake 認定講師、日本京都)

学習内容

WSET 日本酒レベル2 資格では、醸造者が用いる原料がどのように加工され、組み合わされて多様なスタイルの日本酒を作り出しているかに焦点を当てています。テイスティングした日本酒の品質を表現・評価する方法も学びます。

日本酒業界やホスピタリティ業界にプロとして携わっている方なら、日本酒の選び方やサービス方法について、同僚やお客様に有益なアドバイスをすることができるようになります。日本酒の愛好家なら、どんな場合にもその場にふさわしい日本酒を選ぶことができるようになります。

学習範囲

 

 

  • 原材料の加工:
    • 蒸米の方法と麹(発酵に用いられる菌)の造り方、および日本酒のスタイルに応じた、精米歩合と麹の種類の選択を扱います。
  • 日本酒の醸造方法:
    • 酒母(酛)から加水調整と瓶詰めに至るまでに用いられる主な技術を網羅し、醸造する日本酒のスタイルに応じてどのような選択がなされるかを学びます。
  • 一般的なラベル表示用語(重要ないくつかの用語の日本語での表記を含みます)。

コースの実施

本資格の取得に必要とされる合計学習時間は、最低26時間です:

  • WSETコース提供機関による指導学習時間14時間
  • 自習時間11時間
  • 試験時間1時間

WSETコース提供機関が、例えば連続した数日間、何週間かかけて、または夕方に開講するなど、さまざまなフォーマットでコースを提供する場合があります。

この資格は、現在英語と日本語でのみ受講可能です。

以下の言語での受講が可能です:

* 実施方法はコース提供機関によって異なりますが、これが必要とされる最低要件となります。

評価

コースでの学習は、持ち込み不可の試験で評価されます。試験は50問の多肢選択式問題から成り、試験時間は60分です。試験はオンライン、対面のいずれでも受験することができます。

本資格の成績は以下のようになります:

  • 合格(可):55%~69%
  • 合格(良):70%~84%
  • 合格(優):85%以上

WSETは試験が公平かつアクセシブルなものとなるよう、いかなる受験者も不公平をこうむることがないよう努めています。何らかの特別な配慮や、調整が必要な場合には、コース提供機関と相談してください。

受講要件

この資格に受講要件はありません。アルコールのテイスティングに参加するには、コースを受講する国における合法的な飲酒年齢に達している必要があります。ただしそれは、このコースを無事に終了する妨げとなるものではありません。要件はコース提供機関によって変わる場合があります。

コース情報

コース要件に関する具体的な詳細については、以下のSpecification 規定をダウンロードしてください。

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